私たち画商は文化財価値を持つ美術品を、見識眼と資金を持つ顧客という識者でありコレクターである方々のところへ送り届けるという役割を担っています。それゆえ、私たちには「目利き」という瞬時にその価値を見抜く能力がとても必要とされます。 明治40年に設立された東京美術倶楽部、それを支える東京美術商協同組合には歴史があり、入会するための審査は峻烈をきわめております。それは、山下画廊を含めて全国でも500人程度しか会員になれないということが物語っています。 そこでの審査基準が「目利き」となるための資格そのものであると思います。 山下画廊は美術価値を見抜くための「目利き」を持つ画商として、東京美術倶楽部・東京美術商協同組合のよき会員となるために、日々精進いたしております。
東京の銀座7丁目にある山下画廊は、これまでに数多くの名品を扱わさせていただいてまいりました。 名品とは、名ある品であり、すぐれた品ということを言います。 名品には、醸し出される存在感が備わっております。その存在感は、作品が時を経るにつれて、作者が作品に付けた名と同化し始めた時に生まれてくると考えます。 名品はどこにあっても、どこに飾られていても、その類い希なる輝きを空間に放つものだと思います。 その空間には、芸術が具備している全ての要素が満ち溢れます。 安らぎ、美しさ、あるいは緊張感など、・・・。 これからも名品を扱わさせていただく画廊として、銀座の山下画廊は皆様のご愛顧を賜りたいと心より願っております。