株式会社 山下画廊 〒104-0061東京都中央区銀座7丁目7番地15号 OZAWAビル1階 お問い合わせ先 TEL: 03-5537-8787 FAX: 03-5537-8785
龍起会
(終了いたしました)
◆会期/2007年10月22日(月)~31日(水)
◆会場/山下画廊
清水由朗 (日本美術院 同人)
手塚雄二 (日本美術院 同人)
西田俊英 (日本美術院 同人)
福王寺一彦 (日本美術院 同人)
村上裕二 (日本美術院 同人)
出展作家 敬称略 50音順
龍起会に思う 山下堅二
今の時代、私たちの生活をとりまく環境は、ものすごい速さで変化をしていると思います。その変化に伴い私たちの感性の質も、昔と比べると変質してきているかのようです。 西欧の価値観が歴史的に日本に根付いてから、私たちの美意識も明らかに変質してきたと言えると思います。
時代という縦軸の中において、私は、様々な作家の美意識によって制作された作品のひとつひとつを考える時があります。もちろん、西欧の作品を含めてですが・・・。 自分自身の今を見つめるとき、その時、私はその美の探求者たちの周りにいた画商である、私の先達者たちも、きっと、その時代の価値観に基づいて自分の美意識の発露として作品に携わって来続けていたに違いないと思うのです。 先達者は、何を感じて無数の名品と向き合ってきたのだろうかと。
龍起会は、私の出発点たる意義のある会となります。 この会は、私が今後、どのように美の探求者と関わっていくのかという姿勢として、皆様に考えていただければと思っております。 これから毎年開催されますこの龍起会が、今の時代における美の点描として、心に残ることを願っております。
出展をお願いいたしました先生方は、日本美術院の同人として活躍されております。世代としては私に近く、個人的に諸先生方には一方的な親近感を抱いております。 そして、限りなく深い尊崇の念を抱いております。 清水由朗先生とは、今から15年ほど前に先生の中国取材旅行で誼を結ばせていただきました。手塚雄二先生には5年ほど前に、<理想の会-岡倉天心に捧げるオマージュ->で作品を出展していただいたことがございます。西田俊英先生は、もう恐らく先生はご記憶にはないと思いますが、20年ほど前に某スポーツジムでお会いしたことがあります。正式には3,4ヶ月前にご挨拶させていただきました。福王寺一彦先生には、5年ほど前に知人を通じてご紹介いただきました。村上裕二先生は、以前からその絵力には瞠目いたしておりました。お会いしたのは3,4ヶ月前のこととなります。 先生方が所属なさっている日本美術院は、100年以上の長きにわたって院展を主催されてまいりました。院展というこの厚みのある伝統に裏付けされた美意識に、私は憧れをいだいております。 この院展の同人の諸先生が龍のように天を駆けめぐる姿が想像できます。
ちなみに、この院展は所属を問わず広く作品を募り審査を経て出品される一般の部と、審査を経ずに出品される同人の部から構成されています。また、同院は出品者に序列を設けています。その昇格基準は非公開ですが、低いものから順に以下の通りです。 * 一般 * 研究会員 * 院友 * 特待 * 招待 * 同人 しかしながら、地位が上がれば入賞・入選しやすくなるということは無くて、むしろ序列の高い者ほど弛まぬ努力を要求されることが特徴とのことです。 同人作家は特別な理由の無い限り毎回出品しなくてはならない、などがその最たるものと言えると思います。
過去から現在まで推挙されてきましたこれら同人の方々をご覧ください。 * 横山大観(よこやまたいかん) * 下村観山(しもむらかんざん) * 木村武山(きむらぶざん) * 安田靫彦(やすだゆきひこ) * 今村紫紅(いまむらしこう) * 小林古径(こばやしこけい) * 前田青邨(まえだせいそん) * 大智勝観(おおちしょうかん) * 冨田溪仙(とみたけいせん) * 中村岳陵(なかむらがくりょう) * 荒井寛方(あらいひろかた) * 山村耕花(やまむらこうか) * 筆谷等観(ふでやとうかん) * 長野草風(ながのそうふう) * 橋本静水(はしもとせいすい) * 小川芋銭(おがわうせん) * 北野恒富(きたのつねとみ) * 速水御舟(はやみぎょしゅう) * 川端龍子(かわばたりゅうし) * 真道黎明(しんどうれいめい) * 近藤浩一路(こんどうこういちろ) * 小茂田青樹(おもだせいじゅ) * 橋本永邦(はしもとえいほう) * 小林柯白(こばやしかはく) * 郷倉千靱(ごうくらせんじん) * 堅山南風(かたやまなんぷう) * 酒井三良(さかいさんりょう) * 富取風堂(とみとりふうどう) * 小山大月(こやまたいげつ) * 奥村土牛(おくむらとぎゅう) * 小倉遊亀(おぐらゆき) * 田中青坪(たなかせいひょう) * 太田聴雨(おおたちょうう) * 中村貞以(なかむらていい) * 新井勝利(あらいかつとし) * 北澤映月(きたざわえいげつ) * 小谷津任牛(こやつにんぎゅう) * 小松均(こまつひとし) * 中島清之(なかじまきよし) * 片岡球子(かたおかたまこ) * 中島多茂都(なかじまたもつ) * 岩橋英遠(いわはしえいえん) * 羽石光志(はねいしこうじ) * 清原斉(きよはらひとし) * 馬場不二(ばばふじ) * 島多訥郎(しまだとつろう) * 真野満(まのみつる) * 今野忠一(こんのちゅういち) * 福王寺法林(ふくおうじほうりん) * 須田珙中(すだきょうちゅう) * 郷倉和子(ごうくらかずこ) * 樋笠数慶(ひがさすうけい) * 塩出英雄(しおでひでお) * 菊川多賀(きくかわたか) * 平山郁夫(ひらやまいくお) * 荘司福(しょうじふく) * 吉田善彦(よしだよしひこ) * 岡本彌壽子(おかもとやすこ) * 常盤大空(ときわたいくう) * 森田曠平(もりたこうへい) * 松尾敏男(まつおとしお) * 後藤純男(ごとうすみお) * 小島丹樣(こじまたんよう) * 守屋多々志(もりやただし) * 若木山(わかきたかし) * 下田義寛(しもだよしひろ) * 小山硬(おやまかたし) * 鎌倉秀雄(かまくらひでお) * 月岡榮貴(つきおかえいき) * 長谷川青澄(はせがわせいちょう) * 福井爽人(ふくいさわと) * 岩壁冨士夫(いわかべふじお) * 伊藤髟耳(いとうほうじ) * 松本哲男(まつもとてつお) * 関口正男(せきぐちまさお) * 髙橋常雄(たかはしつねお) * 田渕俊夫(たぶちとしお) * 山中雪人(やまなかゆきと) * 那波多目功一(なばためこういち) * 手塚雄二(てづかゆうじ) 作家略歴 * 福王寺一彦(ふくおうじかずひこ) 作家略歴 * 梅原幸雄(うめはらゆきお) * 清水達三(しみずたつぞう) * 宮廻正明(みやさこまさあき) * 菊川三織子(きくかわみおこ) * 西田俊英(にしだしゅんえい) 作家略歴 * 小谷津雅美(こやつまさみ) * 松村公嗣(まつむらこうじ) * 大矢紀(おおやのり) * 高橋秀年(たかはしひでとし) * 水谷愛子(みずたにあいこ) * 川瀬麿士(かわせまろし) * 吉村誠司(よしむらせいじ) * 村上裕二(むらかみゆうじ) 作家略歴 * 大野百樹(おおのももき) * 今井珠泉(いまいしゅせん) * 倉島重友(くらしましげとも) * 清水由朗(しみずよしろう) 作家略歴 * 斉藤満栄(さいとうみつえ) * 小田野尚之(おだのなおゆき)
10月22日(月)から10月31日(水)までの期間、 銀座にございます山下画廊に足をお運びいただきまして、 是非、諸先生方の最新作品をご高覧願えれば幸いに存じます。